
囲碁における「星」とは、碁盤の左上隅から数えて
(4-四)・(4-十)・(4-十六)・(10-四)・(10-十)・(10-十六)・
(16-四)・(16-十)・(16-十六)に当たる9ヶ所の交点を指す言葉で、
布石(対局の序盤戦の打ち方)の際にも重要視されるポイントです。
今回の作品も、その囲碁用語としての「星」をイメージして描かれたか、
または対局での勝利を連想させる「白星」をモチーフとした
キャラクターである、と捉えるのが一般的な解釈でしょう。
ところが当ブログとしてはどうしても、
もう一つの解釈を持ち出さずにはいられません。
それは、関西棋院さんが当ブログをご覧になり、先日の寸評へのプロテストとして
『伝説のスタフィー』(
参考)を描いてきた、というものです。
前回(5/13)の記事で私は「ドット絵とは『スーパーマリオタイプ』と
『がんばれゴエモンタイプ』に分けられる」と紹介した上で、
任天堂の今日の隆盛と作品『八分音符』とを関連付け、文章を締めくくりました。
しかし実は、この誘導には大きな穴がありました。
それがゲーム『伝説のスタフィー』の主人公、「スタフィー」の存在です。
この「スタフィー」は、任天堂のゲームキャラであるにも関わらず、
なんと『がんばれゴエモンタイプ』で描かれているのです。
このキャラの存在を表に出されたら、先日の寸評は形無しです…。
なおかつ今作は、輪郭線の内側をびっしり白石で埋め尽くした、
パーフェクトな『がんばれゴエモンタイプ』。
描き手さん、私の論拠の穴であった「スタフィー」を、
前回の指摘(これまでの作品は不完全云々)を修正した上で、完成させたのです。
さすがは攻守一体となった鋭い手を打ってこられます…。
盤上を埋める白石を、もう一度よく見てください。
数が足りなくなって古いものを引っ張り出してきたのか、
変色している石がかなり使用されています。ああ、その執念たるや!
さあさあ今日ここに、関西棋院の描き手さんと
現在世界唯一の囲碁POPアート批評家である私との
戦いの火蓋が切って落とされました。
さて次号、詰むや詰まざるや?!(←てこれは将棋でしたね。)